こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。
前回の記事では、「よく転ぶ」「走り方が変」と感じた時に、チェックしておきたいポイントについてご紹介しました。
今回は、今日から実践できる遊びや環境づくりを、沖縄宜野湾教室の理学療法士がご紹介します。
《 まず知っておきたい、子どもの運動発達 》

歩く・走る・跳ぶといった動きは、生まれつき身についているものではありません。
子どもは、日々の遊びや生活の中で、少しずつ体の使い方やバランスの取り方を学びながら成長していきます。
例えば、歩き始めの子どもは、転びながら少しずつ歩き方を覚えていきます。さらに成長して身長が伸びると、重心が高くなるため、以前よりもバランスを取ることが難しくなる時期があります。
そのため、走る・跳ぶ・止まるといった動きも、一つひとつ経験を積み重ねながら身につけていくものなのです。
《 さまざまな地面を経験してみよう 》
「よく転ぶ」「走り方が変」と感じると、不安になるかもしれません。しかし、子どもの運動発達には個人差があります。前編でもお伝えしたように、大切なのは、その子に合った経験を少しずつ積み重ねていくことです。
もし普段あまり外で遊ぶ機会が少ない場合は、まずは家の中ではだしで過ごす時間を増やすことから始めてみましょう。それから、徐々に外の世界に目をむけてみましょう。まずは公園の芝生や砂場など、身近な場所からはだしで歩くことから始めてみましょう。
慣れてきたら砂浜など、さらにさまざまな地面を歩いたり走ったりする経験を取り入れるのもおすすめです。
親子で一緒に楽しみながら取り組むことで、お子さんにとっても「運動は楽しい!」という気持ちにつながります。
※はだしで遊ぶ場合は、ガラス片や石など危険なものが落ちていないか、事前に周囲を確認してから遊びましょう。
《 家でできる足の動き方を見直せる運動遊び 》
運動というと「トレーニング」をイメージしがちですが、子どもにとっては遊びも大切な運動です。まずは、ご家庭で気軽に取り入れられる遊びから始めてみましょう。
●ざぶとん山
ざぶとんやクッションを重ねて、小さな山を作ってみましょう。
柔らかく不安定な場所を登ることで、自然と足の力の入れ方を鍛えることができます。
高さは無理のない範囲で調整し、転倒しないよう近くで見守ってあげましょう。
ざぶとんがない場合は、たたんだ毛布やクッション、洗濯物を重ねるなど、ご家庭にあるもので代用できます。
●親子でバランスごっこ
保護者が仰向けになり、お腹の上にお子さんを立たせて遊ぶのもおすすめです。
最初は両手をしっかり支えながら始め、慣れてきたら少しずつバランスを取る時間を作ってみましょう。
不安定な場所で姿勢を保とうとすることで、足への力の入れ方を自然と覚えていきます。体幹を使う遊びにもつながります。
また、保護者にとっても、腹筋運動になりますよ。
《 理学療法士から保護者の皆さまへ 》
「練習」よりも「遊び」の中で経験を積み重ねることが大切です。
できる・できないに目を向けるのではなく、お子さんと一緒に楽しみながら、さまざまな体の動きを経験してみてください。
運動の経験を積み重ねることに、「遅すぎる」ということはありません。焦らなくても大丈夫。子どもは遊びの中で、少しずつ成長していきます。
これからもONEPLAY.GIFTEDでは、理学療法士や作業療法士、保育士など専門スタッフが、子育てのお悩みに寄り添う情報を発信していきます。ぜひ次回もご覧ください。
《 教室見学や発達のご相談はお気軽に 》
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《記事を書いた人》
宮崎 透
理学療法士
発達に特性のある子どもたちへの運動支援を専門とする理学療法士。子どもたち一人ひとりに寄り添いながら、楽しみながら体の使い方を学べる支援を行っている。自身も三児の父として子育てに奮闘中。現在はONEPLAY.GIFTED沖縄宜野湾教室にて、子どもたちや保護者のサポートに携わる。DIYが得意で、教室の棚制作も手掛けている。
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