児童発達支援管理責任者
Q これまでの経験が、今の仕事に影響していると感じる時はどんな時ですか?
幼稚園教諭時代、最後に担任したクラスのある男の子の存在が、今の自分の原点になっています。
当初は緊張が強く、なかなか集団の輪に入ることができない子でした。
一般的には大人が間に入って参加を促す場面ですが、私はあえて子ども同士の関わりに委ね、「見守る」ことを選びました。
周囲の子どもたちにさりげなく関わりを促すことで、少しずつクラスとの距離が縮まっていきました。気づけば自然と輪の中に入り、最後の発表会では自信を持って取り組む姿を見ることができました。子ども自身の力が引き出されていく過程と、それを近くで見守ることの価値。この経験は、「大人が導く」のではなく「子どもの力を信じて支える」という、今の仕事のスタンスに大きく影響しています。
Q 日々の支援の中で、大切にしている関わり方や工夫を教えてください。
ひとりのお子さんに対して、チーム全体で関わることを大切にしています。
支援は個人の感覚や経験に頼るのではなく、スタッフ同士で話し合い、支援計画を立て、実践し、振り返る。このサイクルを継続することで、関わりの質を高めています。
また、複数の視点でお子さんを捉えることで、新たな気づきやより適切な関わり方が見えてくることも少なくありません。
こうした積み重ねにより、事業所全体でお子さんの成長を支え、その変化や喜びをチームで分かち合える環境づくりを意識しています。
