療育でも取り入れている「ぬりえ」の効果とは？手先・集中力・表現力が育つ！
こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。
「ぬりえ」と聞くと、「ただの遊び」というイメージを持たれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、療育の視点で見ると、ぬりえは子どもたちの発達を多方面から支える大切なプログラムのひとつです。
今回は、この「ぬりえ」で育つ力、適切な声がけ例などをご紹介します。
《 ぬりえで育つ力 》
ぬりえには、遊びの中でさまざまな力を育てる要素が含まれています。
では、下記にその一例を挙げてみます。
● 手先の巧緻性（こうちせい）
クレヨンや色鉛筆を持ち、線の中を意識して塗ることで、指先の細かな動きや力加減を自然と練習できます。
これは、将来の書字・箸操作・身の回り動作にもつながる大切な力です。
● 目と手の協応（協調性）
「見て→塗る」という動きを繰り返すことで、目で捉えた情報を手の動きに反映させる力が育ちます。
● 集中力・持続力
線からはみ出さないよう意識することは、集中力のトレーニングになります。
また、一枚のぬりえを完成させるまで取り組む経験は、「最後までやりきる力」を育てます。
● 自己表現・情緒の安定
色の選び方や塗り方には、その子らしさが表れます。
「この色が好き」「ここは濃く塗りたい」など、言葉以外の形で自分を表現できることも、ぬりえの魅力です。
また、一定のリズムで塗る動作は、気持ちを落ち着かせる効果も期待できます。
《 家庭でぬりえを行うときの声かけ・意識したいポイント 》
ぬりえを家庭で取り入れる際は、上手に塗ることや完成度よりも、「取り組む過程」を大切にしてみてください。
「きれいだね」と伝えることも大切ですが、それに加えて「集中してたね」「最後までやってみたね」「ここまでやれたね」など、取り組んだ過程に目を向けた声かけを意識してみましょう。
ぬりえは、手先・集中力・表現力・気持ちの安定など、さまざまな発達の土台を支えるプログラムです。
遊びの中だからこそ、子どもたちは無理なく、自然に力を伸ばしていくことができます。
ONEPLAY.GIFTEDでは、子どもたちの発達段階に合わせて、楽しく・安全に机上プログラムを展開しています。この他にも、子どもの個性に寄り添う多様なプログラムをご用意しています。
今後も、知育玩具の紹介をはじめ、ご家庭でも実践できるプログラムや遊びのアイデアを発信するので、ぜひ子どもと一緒に楽しみながら取り入れてみてください。ご家庭での療育や発達サポートのヒントとして、お役立ていただければ嬉しいです。
ONEPLAY.GIFTED公式インスタグラムでは、各教室の様子やプログラム内容などを見ることができます。
ぜひチェックしてみてください！
《 教室見学や発達のご相談はお気軽に 》
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子どもたち一人一人の様子を見ながら、様々な療育玩具を使用して楽しく！そして、効果を実感できる療育を目指しています。
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