オンライン研修<児童虐待・身体拘束を学ぶ>前編
こんにちは。ONEPLAY.GIFTEDです。
ONEPLAY.GIFTEDでは社員のスキルアップのため、そして教室全体で質の高い療育を行うために、日々研修を通して研鑽しています。
今回は、先日行われた「児童虐待・身体拘束」というテーマについてのオンライン研修の一部をご紹介します。
昨今、「児童虐待」という痛ましいニュースを目にします。
親から子へだけでなく、保育園での保育士による児童虐待。
特に2022年の「静岡県裾野市保育士3名虐待事件」は、大きな事件として連日ニュースに取り上げられました。
内容としては、 保育園に通う男女園児3人に対し宙づりにしたり、顔を押したり、頭を殴るなどの暴行を加えた疑いで保育士が逮捕されたのです。
お子様をお預かりするONEPLAY.GIFTEDとして、決して他所の出来事として済ますことなく、常に意識をしておかなければいけないことであると改めて実感しました。
◾️講義を行う3つの目的
1:日本における児童虐待・身体拘束の実態を見つめる
2:他人事ではなく当事者意識を持つ
3:子どもたちに関わる人材として正しい行動を理解する
常に我が身を振り返られるように、研修として目的を定めました。
では、児童虐待の種類とはどのようなものがあるのでしょうか。
◾️児童虐待の種類
①身体的虐待
②性的虐待
③ネグレクト(育児放棄)
④心理的虐待
大きく分けて4つに分けられ、①〜④の順で被害が起きているのです。
(資料:令和2年度福祉行政報告例の概況より)
◾️「行動制限」と呼ばれる身体的虐待・心理的虐待としての身体拘束
(1)身体拘束(フィジカルロック)
・支援者が自分の体で利用者を押さえ付けて行動を制限する。
・行動を落ち着かせるために向精神薬を過剰に服用させる。(ドラッグロック)
・自分の意志で開けることができない居室等に隔離する。
(2)言葉による拘束(スピーチロック)
・「ちょっと待って」、「動かないで」、「そっち行っちゃダメ」などの言葉によって制限を行う身体拘束。
フィジカルロックのように物理的に拘束をするわけではありませんが、行動を制限していることに変わりはありません。
(資料:佐賀県社会福祉士会 身体拘束と障害者虐待防止について)
ただし、以下のやむを得ない場合にはその限りではなく、対応することも必要とされるのです。
◾️やむを得ない身体拘束事例(身体拘束3原則)
○切迫性
利用者本人又は他の利用者等の生命、身体、権利が危険にさらされる可能性が著しく高いこと。
○非代替性
利用者本人又は他の利用者等の生命、身体、権利が危険にさらされる可能性が著しく高いこと。
身体拘束その他の行動制限を行う以外に代替するサービスの方法がないこと。
○一時性
身体拘束その他の行動制限が一時的なものであること。
(資料:佐賀県社会福祉士会 身体拘束と障害者虐待防止について)
子どもたちと接するにあたって、指導員としてはたくさんの知識の引き出しを用意しておかなければ重大な事故に繋がりかねません。
「こんな時はこのような対応をする」と瞬時に正しい判断できるように、常に情報をアップデートすることを大切にしています。
後編では、「どうして虐待や身体拘束が起こるのか?」というテーマで行った研修内容をご紹介します。
《 ONEPLAY.GIFTEDで働く仲間を募集中! 》
ONEPLAY.GIFTEDでは、専門の資格保有者が支援スタッフとして働いています。
応募条件は、下記いずれかの資格をお持ちの方です。
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