野菜ぎらいの子どもに試したい!食べやすくする工夫と栄養を補う代替アイディア
こんにちは。食育アドバイザーの山崎ルディアです。
「うちの子、野菜を全然食べてくれない…」これは子どもの食育に関してトップレベルに多いお悩みです。
栄養バランスを考えて調理しても、野菜だけ綺麗に残されてしまうとガッカリしますし、無理やり食べさせるのは親も子もストレスになり、せっかくの楽しい食事が台無しになってしまう悪循環に。
今回はそんな野菜嫌いと向き合うヒントを紹介します。
※野菜が食べられない理由には、単なる好き嫌いだけでなく、発達特性による感覚過敏や不安、高い緊張感が関係している場合もあります。
まずは「なぜ食べられないのか」に寄り添い、安心して食べることに挑戦できる環境づくりが大切です。
《 そもそも子どもに必要な量の野菜とは? 》

まず知っておきたいのは、“子どもがどれくらい野菜を食べればいいのか”という目安。子どもの野菜摂取目標量は幼児期では240g程度とされています。(年齢に応じて差があります。)
これは手のひらに山盛り2杯分の量に値します。生野菜を手のひら2枚分と考えると、なかなかの量がありますが、野菜は加熱するとかさが半分〜1/3になるため、1日トータルで加熱調理した野菜を手のひら分食べていれば、野菜がしっかり摂れている状態です。
とはいえ、野菜ぎらいのお子さんにとっては手のひら1枚分も高いハードル。実際子供のみならずどの年代においても野菜不足の傾向があると言われています。重要なのは量よりも食べられた経験の積み重ねです。まずは1日の中で少しずつ取り入れていければOKです。
《 食べやすくする工夫 》
野菜ぎらいの多くは、固い・噛みにくい・食感がイヤなど、形状への苦手意識です。生のキャベツは苦手でも、千切りにしたり、スープに入れたりすることで食べられる子もいます。
また、見た目に苦手意識がある場合は、煮込み料理など他の具材に隠れることで気付かずに食べられてしまうケースもあります。そこで大切なのはまず食べやすい形に変えてあげることです。
・しっかり火を通して柔らかくする
・細かく刻んで飲み込みやすくする
・スープやカレー、あんかけなど食材が馴染む料理にする
・攪拌してスムージーやポタージュスープにする
これらは、野菜に抵抗感のある子にとってとても有効です。まずは一口からでも挑戦し、「この食べ方なら食べられる」といった成功体験を積み重ねていきましょう。
《 それでも野菜が食べられない時に意識したい栄養素 》

どれだけ工夫をしても、野菜がどうしても進まない時期はあります。そんな時は『野菜から摂れる栄養を他のもので補う』という発想もひとつの手です。野菜が多く含むのは、主にビタミンA・Cなどのビタミン類、カルシウムやカリウム、葉酸などのミネラル、そして食物繊維です。このうちビタミンCや食物繊維は果物からもしっかり補えます。旬のリンゴやみかん、定番のバナナやキウイなど積極的に取り入れましょう。
また、カルシウムやビタミンAは乳製品に多く、牛乳、チーズ、ヨーグルトなどは食事にも間食にも取り入れやすい食材です。食物繊維やミネラルは豆類にも多く含まれるため、豆腐や納豆もおすすめです。
いかがでしたか。子どもが野菜を食べないというのは、多くのママが経験する悩みです。できることから、一口ずつから、 焦らず進めていきましょう。
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コチラの記事では、好き嫌いと偏食の違いを紹介しています。
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《記事を書いた人》
山崎ルディア
アスリートフードマイスター、食生活アドバイザー、食育アドバイザー。
1歳、4歳、7歳の3児の母。夫はアスリート(格闘家)
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