起立性調節障害はなぜ起きる?原因と悪循環の仕組み
こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。
前回の記事では、起立性調節障害(OD)の基本的なことを紹介しました。
今回は、起立性調節障害の“原因”と“悪循環”について紹介します。子ども自身も説明しづらい“つらさ”の仕組みを知ることで、悪循環を断ち切るヒントが見えてきます。
《 起立性調節障害の原因 》

起立性調節障害(OD)は、自律神経の働きが乱れることで起こります。
特に「交感神経」がうまく働かず、朝になっても体が“活動モード”に切り替わらないのが特徴です。
主な原因は以下の通りです。
●自律神経の循環調節不全
起立時に血圧が保てず、脳への血流が低下。立ちくらみやめまいが起こります。
●睡眠リズムの乱れ
夜型の生活や、眠る時間がどんどん遅くなる「睡眠相後退症候群」が関係することもあります。
●身体活動不足
運動不足により心肺機能が低下し、血液循環が不安定になります。
●心理・社会的ストレス
学校や家庭での不安、緊張、人間関係の悩みなどが自律神経に影響を与えることがあります。
●姿勢の乱れ
姿勢や筋肉の緊張も、血流や神経の働きに影響することがあります。
《 起立性調節障害が起こす“悪循環” 》

起立性調節障害(OD)は、症状そのものが生活リズムを乱し、さらに症状を悪化させるという“悪循環”を生みやすい疾患です。
下記がその例です。
●例1
朝起きられない → 午前中の活動が減る → 体力が低下 → さらに起きられなくなる
●例2
午後に元気になる → 夜更かししやすくなる → 睡眠リズムが乱れる → 翌朝さらに不調
●例3
周囲の誤解(怠けている・甘えている) → 子どもが自分を責める → ストレスが増す → 症状が悪化
このように、起立性調節障害(OD)は「本人の努力不足」ではなく、「体の仕組みの不調」が原因です。
まずは、子ども自身も保護者も「これは病気なんだ」と理解することが、回復への第一歩になります。
次回の記事では、「もしかしてうちの子も…?」と感じたときに知っておきたい、医療機関の選び方と診断方法についてご紹介します。
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※出典:「一般社団法人 起立性調節障害改善協会」公式サイト
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