不登校・ひきこもりとは?定義と実態、多様な支援法を紹介!

こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。

前回の記事では、発達障害があるお子さんが「学校は合わない」「生きづらさを感じる」ということで、不登校というSOSにつながる可能性があることをお伝えしました。
今回は、不登校とひきこもりの定義、および支援の選択肢についてご紹介します。

《 「不登校」と「ひきこもり」の定義 》

子どもが家庭で過ごす時間が長くなるにつれて、「不登校」や「ひきこもり」という言葉が気になる方もいらっしゃるかと思います。これらには明確な定義があり、それぞれ異なる背景や支援の方向性が求められます。

●不登校
文部科学省による定義では、病気や経済的理由などを除き、年間30日以上学校を欠席している状態を「不登校」としています。現在、全国にはおよそ12万人以上の児童・生徒がこの状態にあると推定されています。背景には、学校環境への不適応、人間関係の悩み、心身の不調などが含まれます。

●ひきこもり
一方で「ひきこもり」は、6か月以上にわたり家庭に留まり、就学・就労・交友関係などの社会的活動にほとんど参加していない状態とされています。厚生労働省の調査によると、全国には約26万世帯が該当すると推定されています。要因としては、不登校の延長、精神的な不調、対人関係への不安など、多様な背景が絡んでいます。

★共通する支援の必要性
両者は定義上の違いこそあるものの、社会とのつながりが希薄になりやすく、心の不調を抱えている可能性があるという点では共通しています。そのため、いずれの場合も、子ども一人ひとりの状況を丁寧に見つめながら、適切な支援と理解をもって寄り添うことが求められます。

《 支援の選択肢はひとつではありません 》

不登校やひきこもりの支援については、「学校に戻ること」や「家庭の外へ出ること」が目的のように捉えられがちですが、それだけが正解ではありません。それぞれの子どもに合った支援の形を見つけることが、何よりも重要です。
具体例を以下にあげましょう。

●適応指導教室やフリースクール
従来の教室とは異なる雰囲気の中で学びながら、無理のないかたちで社会との接点を取り戻すことができます。

●スクールカウンセラーや教育相談所
子どもの気持ちに丁寧に寄り添い、それぞれに合った支援方法を探る専門的なアプローチが期待できます。

●保護者による社会とのつながりの維持
子ども自身が「行きたくない」と感じる場合でも、保護者が親の会などに参加し、社会とつながり続けることが、回復のきっかけとなることもあります。

本質的に大切なのは、「誰が」「どこで」支援するかという枠組みにとらわれるのではなく、子どもが“安心できる場所”を見つけられるかどうかです。そうした環境が整えば、子どもは少しずつ自分のペースで外の世界へ向かう力を育んでいきます。

次回は、「家庭でできる関わり方」と「保護者のメンタルケア」についてご紹介します。

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子どもたち一人一人の様子を見ながら、様々な療育玩具を使用して楽しく!そして、効果を実感できる療育を目指しています。

「こころもメンテしよう」(厚生労働省)を加工して作成
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