
ウィンナーやベーコンなどの加工肉、子どもが毎日食べても大丈夫?
こんにちは。食育アドバイザーの山崎ルディアです。
ウィンナーやベーコン、ハムなどの加工肉は冷蔵庫に常備しているご家庭も多いですよね。忙しい朝やお弁当に大活躍、子どもも大好きな便利食材ですが、添加物や塩分、脂質など子どもに与えるうえで気になる点も。
今回は、加工肉の基礎知識や選ぶ際のポイントを紹介します。
《 加工肉とは? 》
加工肉とはウィンナーやベーコン、ハムのように、肉に味付けや加熱・燻製などの加工をして長持ちさせた食品のことです。加熱せずに食べられるものも多く、忙しい時に便利な食材ですが、保存性を高めたり、見た目を良くしたりするために多くの添加物が加えられています。
中でも保存料や防腐剤であるリン酸塩や発色剤の亜硝酸ナトリウムなどは発がん性物質が含まれていると言われています。適量であれば過度に心配する必要はありませんが、過剰な摂取は避けたいところです。
また、加工肉はそれだけでも塩分がしっかり含まれているにもかかわらず、ケチャップをかけたり、さらに味付けを加えたりと塩分過多になりやすいことや、一般的に脂質が高いことなどからも、子どもに与えるときは量と頻度に気をつけたい食品です。
《 子どもにとっての適量 》
加工肉の摂取量について、明確な数値は示されていませんし、世界的に見ると日本人の加工肉摂取量は低い水準にあるため、神経質になる必要はありません。
しかし、幼いうちから「お肉=加工肉」が当たり前になるような食習慣は避けたいところ。
目安としては、主菜として使うのは週に1〜2回程度にし、お弁当や副菜には“ちょい足し”程度で取り入れるのが安心です。
また、料理に使うときには、油を控えめにしたり、味付けを薄めにするなど脂質や塩分の摂りすぎないことや、野菜など他の食材とのバランスを工夫しましょう。
《 選び方の工夫 》
市販されている加工肉の中には、子ども向けや健康志向の製品も増えてきています。例えば、発色剤を使用していない「無塩せき」の製品や、「減塩」「保存料・化学調味料不使用」といった表示のあるものは日常的に使う上で安心材料になります。
また、子ども向けに作られている加工肉は、添加物が少なく原材料がシンプルで、脂質控えめの薄味のものが多いのでおすすめです。
いかがでしたか。量と頻度、選び方の工夫をして、便利で美味しい加工肉とうまく付き合っていきましょう。
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《記事を書いた人》
山崎ルディア
アスリートフードマイスター、食生活アドバイザー、食育アドバイザー。
0歳、4歳、6歳の3児の母。夫はアスリート(格闘家)
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