
子どもの双極性障害、家庭でできるサポートと実践的な対応を紹介!
こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。
前回の記事では、双極性障害のある子どもが学校や医療機関、専門家から受けられるサポートについて紹介しました。では、家庭ではどのようなサポートができるのでしょうか?
今回は、子どもが安定した日常を過ごすために、家族ができる工夫や実践的な対応をお伝えします。
《 自宅でできるサポート 》
家庭での環境づくりが、お子さんの安定につながります。以下のポイントを意識してみましょう。
●気分の変化を記録する
日々の行動や気分の波をメモし、医師と共有することで、適切な治療につなげやすくなります。
●感情的にならず、落ち着いた対応を心がける
子どもの感情の起伏に振り回されてしまいそうな時も、まずは深呼吸。保護者が冷静でいることが、安心できる家庭環境につながります。
●「頑張れ」と言わず、安心できる言葉をかける
「無理しなくていいよ」「そばにいるよ」など、頑張りを強調するよりも、受け入れを示す言葉が子どもを落ち着かせる助けになります。
●生活リズムを整える
決まった時間に寝起きする、栄養のある食事をとる、軽い運動をするなど、心身のリズムを安定させる生活習慣は、気分の波を穏やかに保つ基盤となります。
《 実践的な対応 ~具体例~ 》
子どもの気分の波に合わせて、日常の中でできる工夫を取り入れることで、無理なく安定した生活をサポートできます。ここでは、具体的な状況に応じた対応方法を紹介します。
例①不安が強くでてしまう朝
登校準備を小さなステップに分けることで、負担を軽減できます。「顔を洗う」「制服を着る」「靴を履く」など、1つずつ声かけし、達成感を得られるようにしましょう。小さな成功の積み重ねが、自信につながります。
例②調子の良い日は“やりすぎ”に注意
子どもが元気なときほど、予定を詰め込みすぎないことが大切です。活動量が増えすぎると、その後の反動で気分が落ち込む可能性があります。「楽しむ」ことを優先しつつ、翌日以降の状態も考えて調整しましょう。
例③落ち込みが激しいときは、自己評価を高める意識を
“できたこと”を一緒に振り返ることで、子どもの自己評価を少しずつ高めることができます。「今朝ちゃんと起きられたね」「着替えできたね」「宿題を少し進めたね」など、具体的な行動を肯定することで、「自分にもできることがある」と感じられるようになります。
《 親自身のケア 》
保護者自身の心のケアも重要です。子どもを支えるには、自分自身の心と体の健康も大切にしましょう。
●サポートグループへの参加
同じ立場の保護者との交流は、孤立感や不安の軽減に役立ちます。共感し合える仲間の存在は、大きな励みになります。
●ストレス管理
趣味の時間を取る、息抜きをする、思いを誰かに話すなど、自分を守るための小さな行動を意識的に取り入れましょう。
●専門家への相談
支援の手が足りないと感じたら、臨床心理士や医師、相談窓口など、いつでも頼れる場所を確保しておくことが大切です。
家庭でできるサポートは、目に見える成果がすぐに出るとは限りませんが、日々の積み重ねが子どもの心の安定につながっていきます。
まずは「そばにいるよ」という姿勢を大切にし、焦らずに歩んでいきましょう。
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※「こころの情報サイト」(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター、精神保健研究所)を加工して作成
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