子どもの双極性障害、学校や医療・専門家が提供する支援とは?

こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。

前回の記事では、双極性障害の診断ポイントや治療法について紹介しました。
では、子どもが毎日過ごす学校ではどのようなサポートができるのでしょうか?また、医療や専門家はどのような支援があるのでしょうか?

今回は、学校や医療・専門家による子どもの双極性障害の支援についてご紹介します。

《 学校での支援 》
学校での環境調整は、子どもの安定につながります。先生との連携を深め、適切なサポートを受けられるようにしましょう。

●先生との連携
①現在の症状を伝える
現在の症状や困っていること、通院の有無など、できるだけ具体的に伝えましょう。
②気分の波があることを伝える
事前に保護者が子どもの気分の変動を記録。先生と共有することで、適切な対応を相談しやすくなります。
③柔軟な対応をお願いする
気分が落ち込んでいる日は負担を減らし、躁状態のときは過度な刺激を避けるなど、状況に応じた対応を相談しましょう。

●学習環境の調整
①集中しやすい席を確保
刺激が少ない場所に座ることで、気分の波に左右されにくくなります。
②休憩時間の確保
気分が不安定なときなど必要に応じて、短い休憩を挟むことで負担を軽減できます。

●友人関係のサポート
①誤解を防ぐための説明
子どもの気分の変動について、先生を通じて友人に理解を促すことで、トラブルを減らせます。
②ソーシャルスキルの支援
グループ活動の際に、適切な関わり方を学ぶ機会を設けると、対人関係がスムーズになります。
学校のカウンセラーと連携するのもよいでしょう。

《 医療・専門家との連携 》
専門家のサポートを受けることで、より適切な対応が可能になります。

●定期的な診察
①薬の調整
気分の波を安定させるために、医師と相談しながら慎重に薬を調整します。
②心理療法の進行確認
カウンセリングや認知行動療法(CBT)などの進行状況を確認し、必要に応じて調整します。

●カウンセリングの活用
子ども自身が自分の気分の変動を理解し、感情のコントロールなど、適切な対処法を身につけるためのサポートを受けます。

●家族療法
一番身近にいる大人である保護者が双極性障害について学び、適切な対応を身につけることで、家庭でのサポートがより効果的になります。

子どもが双極性障害と向き合ううえで、学校や専門家との連携はとても重要です。環境調整やサポート体制を整えることで、子どもの負担を減らしながら、安心して過ごせる場を作ることができます。

次回の記事では、家庭でのサポート方法について詳しくご紹介します。子どもが安定した日常を過ごすために、家族ができる工夫や実践的な対応をお伝えしますので、ぜひご覧ください。

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「こころの情報サイト」(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター、精神保健研究所)を加工して作成
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