「二次障害」とは?発症の原因、予防や対策などを紹介 ~後編~

こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。

前回の記事では、発達障害をも子どもが、周りの無理解により「二次障害」を引き起こす可能性があることをご紹介しました。

本記事では、家族や周囲ができる予防や対応策などをご紹介します。

《 二次障害の対策とは 》
家族や周囲の大人たちは、二次障害の問題行動に振り回される傾向にありますが、根本的な原因は「周囲の無理解による心のストレス」。根本的な解決をすることが大事です。

●二次障害にさせないことが大事
発達障害の診断があった、または疑いがある際に、まずは家族や周りの大人たちが本人の特性をしっかり理解しましょう。理解をした適切な対応が必要です。

●子どもに合わせた環境設定をする
発達障害をもつ子どもには、視覚・触角・嗅覚・聴覚・味覚などが敏感な場合があります。たとえば、暗い部屋が苦手であれば照明を変更する。ニオイが苦手であれば空気を入れ替るなどの工夫を。環境が整ったところで、大人の話に集中することができるでしょう。

●本人が出来ることに目を向け、伸ばす
生活や勉強のことなどに対し「なんで出来ないの」と叱責され続けることが二次障害につながる子どもが多くいます。出来ないことに目を向けるのではなく、出来たことを見つけ出すことが大事です。その時には、褒めて自信をつけましょう。

●成功体験を積む
自己肯定感が低い子どもは、前に失敗した経験から自信を失っている可能性があります。「出来ない」「自分はダメだ」という思い込みがあるので、成功体験を積んで自信をつけることが必要です。どんなに小さなことでもできた時には褒める。スモールステップが大事です。小さなことから取り組んで、出来たことに対して褒めることを繰り返しましょう。

《 子供の応援団長に!個性を理解してサポートを 》

発達障害をもつ子どもは、健常児に比べて出来ないことが多く、保護者の方は「普通の子供のように出来るようになってほしい」と思っている方は多いでしょう。
しかし、それを求めてしまうと理解されない子供本人は苦しいのはもちろん、保護者の方も苦しむことになります。

発達障害は「障害」と名前はついているものの、個性です。治ることはなく、寄り添うことが大事。保護者の方は、子どもの一番の理解者として生きやすいようにサポートをしましょう。

《 教室見学や発達のご相談はお気軽に 》
ONEPLAY.GIFTEDは、横濱元町教室、東神奈川教室、久里浜教室の3校。
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発達障がいがあっても、本人や家族・周囲の人が特性に応じた日常生活や学校・職場での過ごし方を工夫することで、持っている力を活かしやすくなったり、日常生活の困難を軽減させたりすることができます。
ONEPLAY.GIFTEDは、子ども達が楽しく意欲的に取り組むことができ、さらに効果を実感できる療育を目指しています。

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《記事を書いた人》
太田彩花 
幼稚園教諭
ONEPLAY.GIFTEDの保育所等訪問支援責任者としても活躍中。長年の現場での経験と専門的な知識を生かし、お子様の集団での生活をサポートしたり、訪問先の先生方へのアドバイスも行っています。年の差兄弟を育てる二児の母として子育てにも奮闘中。育児への理解が深く、保護者からも人気があるスタッフです。
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