【小俣よしのぶ先生連載コラム】肥満児が増加傾向に!今、見直すべきこと vol.3

こんにちは!ONEPLAY.GIFTED横濱元町教室です。
前回の記事では、『ONE PLAY.のこども発育研究所』(2021年秋号)の小俣よしのぶ先生連載コラムより、子どもが肥満になる要因や成長への影響などをご紹介しました。
本記事では、幼児期に出きる肥満対策や肥満度判定の計算式などをご紹介します。

《 幼児期できる肥満対策 》
小学生段階での体力レベルは、幼児期の運動習慣と関連があると言われています。幼児期に外遊びや運動が好きで日常的に運動を行っていると小学生での体力レベルが高くなるということです。

幼少期の運動機会を設けてやることで運動好きになり、運動習慣がつくことで体力が向上します。それが結果として肥満やロコモティブシンドローム防止につながります。

特に現在、新型コロナ感染の影響で外出や外遊びの機会に制限があります。放っておけば子ども達の肥満傾向が進みやすくなる状況です。保護者が子ども達の生活習慣や運動機会を意識して整える必要があります。

《 肥満度判定の計算式 》
肥満度の判定方法手順(日本学校保健会)を下記に示します。

①肥満度(%)= [(自分の体重(kg) – 標準体重(kg) )÷ 標準体重(kg)]× 100

手順は、先ず、標準体重を以下の式で求めます。

②標準体重(kg)= a × 身長(cm) – b

この式にある「a」と「b」は下の表から該当する年齢の指数を代入します。

標準体重が算出(②の結果)できたら、①の肥満度判定計算式に代入します。
計算して出てきた数字を下記の「判定基準表」に従って判定します。

●計算例
例:男子10歳、身長136cm、体重42kg
10歳男子のa=0.752, b=70.461
標準体重(kg)=0.752×136-70.461=31.811
肥満度(%)=[(42-31.811)÷31.811]×100 =31.03=中程度肥満

是非お試しください。

※この記事は、『ONE PLAY.のこども発育研究所』(2021年秋号)の転載です。

#児童発達支援 #運動療育 #発達障がい #スポーツ科学 #小俣よしのぶ先生 #肥満児

《 連載コラム担当/小俣よしのぶ先生 》
筑波大学大学院修了(体育学修士)。専門は、スポーツ科学を中心とした育成強化システム(タレント発掘育成)。
30年以上に及ぶスポーツトレーニング、強化育成システムの指導、教育、研究実績を有している運動教育のパイオニア的存在。
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