子どもの免疫力を高める食事とは？風邪予防に役立つビタミンACE（エース）

こんにちは。食育アドバイザーの山崎ルディアです。

朝晩の冷え込みが強くなる季節、鼻水や咳が悪化してなかなか治らず長引いている、インフルエンザなど流行に乗って家族で寝込んでしまった、そんな経験はありませんか。
そんな体調不良の背景には免疫力の低下が関係していることが多く、この免疫力は日々の食事から大きな影響を受けています。バランスの良い食事を心がけることが大前提ですが、今回はその中でも特に意識したい3つのビタミンACE（エース）を紹介します。

《　ビタミンA（粘膜のバリア機能UP）　》

ビタミンAは風邪やウイルスの入り口である鼻や喉の粘膜を丈夫にして、侵入を防ぐ役割があります。ビタミンAを豊富に含む代表食材といえばレバーですが、子どもにとっては難易度が高いことも。実は緑黄色野菜や卵など、身近な食材にも豊富に含まれますので、日々の食事で取り入れましょう。

〈おすすめ食材〉
・にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜
・卵（特に卵黄）

《　ビタミンC（免疫細胞の働きを助ける）　》

風邪予防の代表格ビタミンC。免疫細胞が元気に働くために欠かせない栄養素です。果物に多く含まれるため子どもも摂りやすい一方、水溶性で体内に溜め込めず、ストレスによっても消耗しやすいため、こまめな摂取が大切です。

〈おすすめ食材〉
・みかん、いちご、キウイ
・ブロッコリー、じゃがいも

《　ビタミンE（AとCを助け、細胞の老化を防ぐ）　》

ビタミンEは抗酸化作用が強く、身体をサビから防ぐ栄養素で、風邪予防だけでなく親世代も意識して摂りたいビタミン。さらにAとCの働きを助けるため、３つを一緒に摂ることで免疫力がよりパワーアップします。

〈おすすめ食材〉
・アーモンド、胡桃、などのナッツ類
・大豆製品

《　ACEまとめて摂るにはかぼちゃがおすすめ！　》

実は、ビタミンACEをまとめて摂れる代表食材がかぼちゃ。ビタミンAが豊富に含まれ、Cは他の野菜果物に比べると劣るものの、加熱しても壊れにくいという特徴が。Eは野菜の中ではトップクラスに含まれる優秀食材です。甘みがあり煮物やポタージュなど子どもでも食べやすいのでぜひ積極的に取り入れましょう。

いかがでしたか。ビタミンA・C・Eを摂ることでまさに免疫力UPのエースチームとして働きます。取り入れやすいものから日々の食事に足し、寒い冬を元気に乗り越えましょう！

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コチラの記事では、風邪に負けないカラダづくりを目指せる「長ネギの豚肉巻き」のレシピを紹介しています。

#食育 #子ども #成長 #風邪予防　#免疫力

《記事を書いた人》
山崎ルディア
アスリートフードマイスター、食生活アドバイザー、食育アドバイザー。
1歳、4歳、7歳の3児の母。夫はアスリート(格闘家)
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