子どもが起立性調節障害かも?何科を受診すべきかと診断の流れを紹介

こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。

前回の記事では、起立性調節障害(OD)の原因や、生活の中で起こりやすい“悪循環”についてお話しました。
今回は、「もしかしてうちの子も…?」と感じたときに知っておきたい、医療機関の選び方と診断方法についてご紹介します。

《 医療機関の選び方 》

起立性調節障害(OD)は、見た目ではわかりにくく、本人も言葉にしづらい不調です。だからこそ、専門的な視点から丁寧に診てくれる医療機関を選ぶことが大切です。
対応している診療科は、下記になります。

●小児科
思春期の体の変化を理解した診察が可能

●心療内科
心と体の両面からアプローチ

●思春期外来
年齢特有の症状や心理的背景に配慮した診療

★ポイント
受診の際は、症状の出方や生活リズム、学校での様子などをメモしておくと、診断がスムーズになります。

《 起立性調節障害の診断方法 》

起立性調節障害(OD)の診断は、以下のようなステップで行われます。
これらの検査を通して、ODかどうかを判断し、必要に応じて治療方針が立てられます。

1.問診
症状の出方(朝に強く、午後に軽快など)、生活習慣、心理的背景を確認します。

2.身体検査
血圧・脈拍の変化をチェックします。仰向けの状態から立ち上がったときの変化を見ることで、自律神経の働きを評価します。

3.起立試験(新起立試験)
横になった状態から立ち上がり、10分間の血圧・脈拍の変化を測定します。ODの診断に広く使われている検査です。

4.自律神経検査
心拍変動や皮膚温度などを測定し、自律神経のバランスを確認します。

※これらの検査は、多くの医療機関で行われている代表的な方法です。ただし、検査だけで診断が確定するわけではなく、体調や時間帯によって結果が変わることもあります。
また、貧血や心臓、甲状腺の病気など、似た症状の原因を調べるために血液検査や心電図を行うこともあります。
医師は、こうした検査結果に加えて、症状の経過や生活の様子を総合的に見て診断します。

起立性調節障害は、本人の努力不足ではなく、体の仕組みの不調によって起こる疾患です。診断を受けることで、「わかってもらえた」という安心感が生まれ、親子ともに前向きな気持ちになれることがあります。
「うちの子、もしかして…」と思ったら、まずは医療機関に相談してみましょう。

次回は、起立性調節障害(OD)の治療法や家庭でできるサポートについて、さらに具体的にご紹介します。

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子どもたち一人一人の様子を見ながら、様々な療育玩具を使用して楽しく!そして、効果を実感できる療育を目指しています。

※出典:「一般社団法人 起立性調節障害改善協会」公式サイト
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