「朝、起きられないのは“怠け”じゃない」こどもの起立性調節障害とは?

こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。

「朝、どうしても起きられない」「学校に行きたいのに体が動かない」と訴える子どもの声に、戸惑いや不安を感じている保護者も少なくないのではないでしょうか。
それは、けっしてこどもの”怠け”ではありません。

今回は、思春期に多く見られる「起立性調節障害」について、わかりやすくご紹介します。

《 起立性調節障害とは 》

起立性調節障害(Orthostatic Dysregulation/OD)は、自律神経の循環調節機能がうまく働かないことで、立ち上がった際に血圧や脳血流が安定せず、めまいや倦怠感などの症状が現れる疾患です。特に小学校高学年〜中学生に多く、午前中に症状が強く出て午後には軽快する傾向があります。

《 起立性調節障害症状の症状・特徴は? 》
起立性調節障害(OD)の子どもたちは、朝になると次のような症状を訴えることがあります。
「午前中だけ不調」「午後には元気」というリズムが、ODの大きな特徴です。

●朝起きるのがつらく、布団から出られない
●起床時に頭痛・吐き気・めまい・動悸などを訴える
●午前中は不調が続くが、午後になると少しずつ元気になる
●立ち上がった時にふらつく、気分が悪くなる
●疲れやすく、集中力が続かない
●週末や長期休みには比較的元気に過ごせる

《 起立性調節障害になりやすい年齢層と体質 》

起立性調節障害(OD)は以下のような人に多く見られます。

●思春期の子ども(小学校高学年〜中学生)
●低血圧体質の人
●家族にOD経験者がいる人(遺伝的要因)
●アレルギー体質や喘息などの持病がある人
●ストレスを感じやすい性格傾向の人

成長期の体の変化や、環境のストレスが影響しやすい時期に発症することが多いです。

《 早期発見のポイント 》

起立性調節障害(OD)は「怠けている」「甘えている」と誤解されやすいため、以下のようなサインに気づくことが大切です。

●朝、起きられない・頭痛や吐き気を訴える
●午前中は不調だが、午後になると元気になる
●学校に行きたくても体が動かない
●立ちくらみや動悸、倦怠感がある
●週末や長期休みは比較的元気に過ごせる
●「行きたい気持ちはあるのに、体がついてこない」と本人が訴える

こうした症状が続く場合は、早めに医療機関に相談することが望ましいです。子どもの「気持ち」と「体の状態」のギャップに寄り添うことが、第一歩になります。
次回は、この起立性調節障害(OD)の原因や悪循環について、さらに深く掘り下げます。

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子どもたち一人一人の様子を見ながら、様々な療育玩具を使用して楽しく!そして、効果を実感できる療育を目指しています。

※出典:「一般社団法人 起立性調節障害改善協会」公式サイト
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