
骨のある魚、子どもに安全に食べさせるポイントやコツは?
こんにちは。食育アドバイザーの山崎ルディアです。
食欲の秋と言われるこの時期は、秋刀魚や鮭、サバなど多くの魚が旬を迎え豊富に出回ります。魚は良質なたんぱく質やDHA・EPA、カルシウムなど成長期の子どもに欠かせない栄養が詰まった優秀食材。特に脳や骨の発達をサポートする食材として幼少期から積極的に取り入れたい食材です。
ただ、小さな子どもに食べさせる際に気になるのが魚の骨。骨を除く手間や、喉に刺さる心配から魚を避けてしまうご家庭も多いのでは。
でもせっかくの旬の味覚を逃してしまうのはもったいない!
そこで今回は子どもに安全に魚を食べてもらうための3つのポイントを紹介します。
《 骨の少ない魚・骨を取り除かれたものを選ぶ 》
まず大切なのは「魚選び」。魚によって骨の多さや硬さは大きく異なります。
たとえば鮭や鱈、カレイなどは骨が少なく摂りやすいため子ども向き。一方で秋刀魚やアジ、イワシは小骨が多く、幼児には食べにくい場合もあります。
ただし最近では骨とり済みの切り身や骨なしフィレといった便利な商品も増えているので、小さなこどもが食べる際にはうまく活用すると良いでしょう。また、お刺身用の柵も骨が取り除かれているので、火を通せば小さな子ども安心して食べられます。
《 下処理や調理での工夫 》
骨が残っている魚を使う場合は、下処理でできるだけ取り除くことが大切です。骨抜きを使えば簡単に処理できます。
さらに調理法にも工夫を。例えば旬の秋刀魚は塩焼きが定番ですが、小骨が多いため子どもには少しハードルが高い食べ方です。
圧力鍋や電気鍋を使って煮付けにすれば骨まで柔らかくなり、丸ごと安心して食べられます。また、焼いた秋刀魚の身をほぐして炊き込みご飯にすれば、骨を取り除いた状態で提供できるので子どもでも安心です。
ま鮮度という点では劣りますが、サバやイワシは缶詰を利用すれば骨の心配なく手間要らずで魚の栄養をしっかり摂ることができます。
《 食べる時の環境を整える 》
どんなに気をつけていても、骨を100%除くのは難しいです。だからこそ、食べる時の環境づくりも大切です。子どもが落ち着いて食べられるよう、テレビを消す、よく噛む習慣を声がけするなど食事に集中できる雰囲気づくりを心がけましょう。
さらに、子供の成長に合わせて「魚には骨がある」ということを伝えていくことも大切です。「ここに骨があるんだよ」と一緒に確認したり、ほぐす作業を手伝わせると、自然と注意しながら食べる力が育ちます。これは食べ物を大切にする気持ちにもつながりますし、将来自分で魚を食べるようになった時に役立ちます。
万が一骨が喉に刺さった場合には、無理に取ろうとせず、違和感が続くようなら耳鼻咽喉科を受診するなど、冷静に対応できるように心構えをしておくと良いでしょう。
いかがでしたか。小さな工夫を積み重ねながら、ぜひ旬の魚を家族みんなで楽しみましょう!
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コチラの記事では、子どもに生魚はいつからOK?お刺身・お寿司を食べさせるタイミングと注意点を紹介しています!
#食育 #子ども #成長 #食欲の秋 #魚 #骨のある魚
《記事を書いた人》
山崎ルディア
アスリートフードマイスター、食生活アドバイザー、食育アドバイザー。
1歳、4歳、7歳の3児の母。夫はアスリート(格闘家)
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