
子どもの繊細さん「HSC」を詳しく解説!HSPとの違いは?
こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。
最近、「繊細さん」という言葉を耳にする機会が増えてきました。実は、大人だけでなく、子どもにも“ひといちばい敏感な気質”を持つ子がいます。
それは「HSC(Highly Sensitive Child)=繊細な子どもたち」と呼ばれています。
今回は、そんなHSCについて、保護者の方にもわかりやすくご紹介します。
《 HSCとは?HSPの違いは? 》
「HSC(Highly Sensitive Child)」とは、“ひといちばい敏感な子”を指す言葉です。これは、心理学者エレイン・アーロン博士が提唱した概念で、病気や障害ではなく、生まれ持った“気質”として捉えられています。
アーロン博士は、HSCだけでなく、HSP(Highly Sensitive Person)=ひといちばい敏感な大人という考え方も提唱しています。つまり、HSCはHSPの子ども版ともいえる存在です。
以下のように、まとめることができます。
●HSP(Highly Sensitive Person)
=繊細な大人
●HSC(Highly Sensitive Child)
=繊細な子ども
《 HSCの特徴は? 》
HSCの子どもたちは、音や光、匂いなどの刺激に敏感だったり、周囲の気持ちに強く反応したりするなど、感受性がとても豊かです。人口の約15〜20%がこの気質に当てはまるとされており、決して特別な存在ではありません。
では、HSCの子どもにはどんな特徴があるのでしょうか。いくつかの例をご紹介します。
●音や光、匂いなどの刺激に敏感
大きな音やまぶしい光が苦手で、においにも反応しやすいことがあります。
●人の気持ちに強く反応する
周囲の表情や空気を敏感に感じ取り、共感しすぎて疲れてしまうことも。
●注意されたり失敗したりすると深く傷つく
些細な言葉でも気にしてしまい、自信をなくしてしまうことがあります。
●にぎやかな場所より、静かな環境を好む
集団行動が苦手で、一人で過ごす時間に安心感を覚えることがあります。
●小さな変化にもすぐ気づく
服のタグが気になったり、部屋の模様替えに戸惑ったりすることがあります。
《 HSCの診断方法は? 》
HSCは、病気や障害ではなく「気質」のひとつです。そのため、医療機関で診断名がつくわけではありません。
ですが、保護者が子どもの様子を観察することで、HSCの傾向に気づくことはできます。
現在は、心理学者エレイン・アーロン博士が提唱したチェックリストをもとに、家庭で簡単に試せるセルフチェックがいくつか公開されています。
HSCは、病気ではなく「ひといちばい敏感な気質」。その繊細さは、深い感受性や豊かな共感力という“力”でもあります。保護者の方が「うちの子はちょっと違うかも…」と感じたとき、それは、子どもの個性に気づいた大切なサイン。
まずは、否定せず、責めず、そっと受け止めること。それが、子どもにとっての安心の第一歩になります。
次回の記事では、HSCと発達障害の関係、HSCの対処方法をご紹介します。
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※出典:一般財団法人日本精神医学研究センター
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