子どもに安心なジュースはどれ?フルーツジュースの選び方とおすすめポイント

こんにちは。食育アドバイザーの山崎ルディアです。

子どもが大好きな飲み物といえばジュース!おやつや外出先での水分補給につい手に取りがちです。甘いジュースや炭酸飲料に比べると、フルーツジュースの方がなんとなく健康に良いイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。
フルーツジュースと一口に言っても果汁の割合や製法に違いがあり、砂糖や添加物の有無によって、子どもの健康への影響も変わってきます。果汁100%なら安心と思いきや、注意する点も……。

そこで、今回はフルーツジュースを選ぶ時のポイントを紹介します。

《 果汁何%を選ぶべき? 》
ジュースのパッケージには「果汁100%」「果汁10%未満」など、飲料の原材料に占める果物の果汁の割合が明記されています。
果汁100%は砂糖が添加されていないことが多く、栄養面でも安心感があります。ただし、果物由来の糖分である果糖はしっかりと含まれているため、飲み過ぎれば糖分過多になる点には注意が必要です。
一方、果汁10〜30%のものは水や砂糖、香料で甘さを調整していることが多く、フルーツジュースというより清涼飲料水。実際の果物の栄養はほぼなく、糖分の摂りすぎにつながりやすいです。子どもに与えるなら果汁100%のものを少量が理想です。

《 フルーツジュースの種類と違い 》

果汁100%のフルーツジュースには大きく分けて濃縮還元とストレートの2種類があります。

●濃縮還元
濃縮還元は、果汁を一度加熱して水分を飛ばし、濃縮状態で保存・輸送し出荷前に傷を加えて元に戻したもの。コンビニやスーパーでよく見かけるもののほとんどがこのタイプです。長期保存でき、価格も安価ですが、製造過程において果物の栄養が失われてしまったり、香料な酸化剤など添加物が加えられてしまったりといったデメリットも。

●ストレート
ストレートは、果物を絞った果汁をそのまま容器に詰めたもの。果物本来の香りや風味、栄養が残りやすいですが、価格は高め。

100%ジュースと表記されていても、この2種類のどちらなのかで味わいや風味、栄養が違います。必ずしも濃縮還元が悪いわけではありませんが、子どもに安心して与えられるという点においてはストレートがより良いでしょう。

《 子どもに飲ませる時の工夫 》

ジュースは水分補給ではなく、特別な日やおやつの位置づけで与えるのが良いでしょう。特に、未就学児ではジュースが毎日の習慣になってしまうと糖分の摂りすぎや虫歯など健康のリスクが高まります。あくまで普段お水分補給は水やお茶にしてジュースは時々、1日1杯程度を目安にすると安心です。
また、ジュースを水や炭酸水、牛乳で割ってみたり、果物や野菜をミキサーにかけてスムージーのようにすれば、市販の甘さに慣れすぎず、栄養バランスもアップできるのでおすすめです。

いかがでしたか。ぜひ子どもにジュースを与える際の参考にしてみてください!

スタッフブログでは、食育に関する知識や情報、レシピを公開しています。
コチラの記事では、子どもにチョコレートを食べさせても大丈夫なの?適切な年齢や上手な選び方を紹介しています!

#食育 #子ども #成長 #フルーツ #ジュース #果汁

《記事を書いた人》
山崎ルディア
アスリートフードマイスター、食生活アドバイザー、食育アドバイザー。
1歳、4歳、7歳の3児の母。夫はアスリート(格闘家)
————————————————
ONEPLAY.GIFTED 横濱元町
〒231-0861
神奈川県横浜市中区元町3-130-1 MID横濱元町2F-C

※無料体験はこちら⇓
https://oneplay-gifted.jp/kids/

※採用情報はこちら⇓
https://oneplay-gifted.jp/recruit/

2021 ONE PLAY. All Rights Reseaved.