「強度行動障害」の原因は?子どもの特性と環境を理解しよう

こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。

前回の記事では「強度行動障害」の基礎知識や発達障害との関係性の話をしました。

本記事では、なぜ子どもが「強度行動障害」を引き起こすのか、原因を深掘りします。

《 「強度行動障害」の原因 》
前回の記事では、重度・最重度の知的障害や自閉症(ASD)のある子どもにおいて、その特性(例:コミュニケーションの苦手さや強いこだわり)が、強度行動障害を引き起こす一因となる場合があることを指摘しました。
さらに詳しく見ると、興味関心の限定やこだわり、過度な執着性、感覚の過敏性といった特性に環境が対応できない場合、周囲の人や状況に対する嫌悪感や不信感が高まることがあります。その結果として、強度行動障害が現れることが考えられます。
下記に、具体例を紹介します。 

●感覚の問題
嫌な刺激(音、匂い、温度など)がある場合、行動に影響を及ぼすことがあります。

●強いこだわり
次に何が起こるのか見通しを立てられなかったり、現状や他者の言動を理解できなかったりすることで、不安や緊張を感じることがあります。

●コミュニケーションの苦手さ
自分の要求や意思を適切な方法で周囲に伝えることが難しい場合や、ルールに従う行動を求められた際に内容が理解できなかったりすると、圧力的に感じられることがあります。その結果、相手に対して自己防衛として他害行動をとることで、その場を逃れようとする場合があります。 

《 「強度行動障害」の目的と得られる結果 》
こうした行動を通して、本人が得られる結果(または目指している結果)は、主に次の4つに分類されます。

●物や活動の要求
好きな物を手に入れる、好きな活動をする、行きたい場所に行く
(例:「欲しい」「もっとやりたい」)。

●注目獲得
誰かに注目される、関わりを持つ、認めてもらう
(例:「構ってほしい」「笑いかけてほしい」)

●回避・逃避
苦手・嫌いな人や活動を避けられた、不快な状況から逃れる
(例:「やりたくない」「逃げたい」)。

●感覚刺激
自己刺激をする、退屈を紛らわせる
(例:「放っておいてほしい」「自分だけの感覚に浸りたい」)。

強度行動障害に関連する行動は、適切な環境を整えることで軽減が期待されます。子どもの特性を深く理解し、その特性に合わせた環境を提供することが重要です。

「強度行動障害」を深く理解するために、次回は具体的な判定基準をご紹介します。これらを知ることで、適切な支援や対応方法のヒントを見つけることができるでしょう。

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「発達障害ナビポータル」を加工して作成
「強度行動障害がある人」(厚生労働省)を加工して作成
「強度行動障害を有する者の地域支援体制に関する検討会」を加工して作成
「強度行動障害のある児童・生徒への効果的な指導の在り方」(東京都教育委員会)を加工して作成
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