ビタミンCたっぷり!旬の果物で風邪に負けない身体づくり

こんにちは。食育アドバイザーの山崎ルディアです。

日に日に寒さが増す冬、免疫力を高め、寒さにも風邪にも負けない身体づくりのためにおすすめなものは、ビタミンCたっぷりの旬の果物です。

今回は、ビタミンCの役割と、寒い冬に旬を迎える果物を紹介します。

《 ビタミンCの栄養素 》
「ビタミン」といえば、真っ先に思い浮かぶ代表的なものはビタミンC。子供の身体づくりや健康維持に欠かせない栄養素のひとつです。
皮膚や粘膜の健康維持に関わる他、抗酸化作用が高く免疫力を高め、体内に入ったウイルスを解毒する作用もあるため、風邪や感染症の流行る寒い季節には、特に積極的に摂りたい栄養素です。

《 冬の果物はビタミンCが豊富 》
ビタミンCは、主に野菜や果物に多く含まれています。しかし、水に溶けやすく、熱に弱い性質があるため、野菜を加熱調理することにより、含有量が減少してしまいます。それに比べて、生のまま食べられる果物はビタミンCを効率よく摂取できるのでおすすめです。

ビタミンCというと柑橘類やレモンのイメージが強いですが、冬の果物の代表である温州みかんにもビタミンCが豊富に含まれます。そして、柑橘類よりさらに豊富にビタミンCが含まれるのが、今の時期から出回り始めるイチゴ。7粒程度で1日の必要量が摂れます。

また、秋から冬にかけて出回っている柿も、意外にもビタミンCが豊富な果物です。

そして、馴染みのあるフルーツで最もビタミンCが含まれているのはキウイフルーツ。通年で手に入りやすい果物ですが、国産は今の時期が旬です。

《 柑橘類は春先にかけて充実 》
冬のフルーツの代表である柑橘類ですが、実は2月から春にかけて、様々な品種が旬を迎えます。柑橘類もビタミンCが豊富で、風邪予防にも効果的な果物です。デコポン、八朔、せとかなど、様々な柑橘類を食べ比べして、お気に入りを見つけるのもいいですね。

《 食後のデザートに旬の果物を 》

ビタミンCは体内で作ることができず、摂取後2時間で血中濃度のピークを迎えるため、こまめな摂取が望ましいです。忙しい朝、パンだけで済ませてしまう人や、ご飯もの、麺類など炭水化物中心の食事で野菜不足の人は、ビタミンCが不足している可能性大。
そんな時は、食後にみかんをひとつ追加するだけでも、ビタミンCを補うことができます。ぜひ、寒い冬こそ果物を食べる習慣を身につけてみてください。

いかがでしたか。ビタミンCたっぷりの果物を食べて、寒い冬を元気に乗り切りましょう!

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《記事を書いた人》
山崎ルディア
アスリートフードマイスター、食生活アドバイザー、食育アドバイザー。
0歳、3歳、6歳の3児の母。夫はアスリート(格闘家)

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