「ビジョントレーニング」の効果や方法を紹介!~前編~

こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。
ONEPLAY.GIFTED各校では、机上プログラムと運動プログラム、ふたつのアプローチ方法で子どもたちの療育を行っています。

みなさんは「ビジョントレーニング」という言葉を聞いたことがありますか。「視力」とは違い、眼球運動のコントール能力や焦点合わせ機能などを向上させるトレーニングのことです。

本記事では、なぜ私たちが「ビジョントレーニング」をプログラムに入れているのか、その理由や効果を紹介します。

《 「ビジョントレーニング」とは 》
ビジョントレーニングとは見る力を鍛えるトレーニングのことです。

●見る力(視覚)とは
この見る力は、「はっきり見る力」である視力とは違います。「両目の協調運動」である立体的に見る力、脳の情報処理機能などが加わることで見る力となります。簡単に言い換えると「目で視て、理解をして、口や動作で表現できること」の一連がまでが見る力です。
※例/リンゴを視て「リンゴ」と理解をして、「これはリンゴです」と伝えることができる

ビジョントレーニングとは、視力以外の要素をトレーニングすることです。具体的には以下の要素があげられます。

・眼球運動のコントール能力
・焦点合わせ機能
・動体視力
・立体視能力
・両目の協調能力
・奥行き認識能力
etc.

●見る力の重要性
この見る力は 以下の5つの基礎感覚に関わっています。これらの感覚がバラバラになっていると頭や体を上手に使うことが難しいでしょう。

1.視覚
2.平衡感覚
3.固有感覚
4.触覚
5.聴覚

文字を書くときにマス目からはみ出してしまう、本を読むときに読み飛ばしてしまうなどの場合も、「見る力」に困難を抱えている可能性があります。
うまく感覚がつながることで、集中力が向上し、読み書きする力が養われることはもちろん、体の使い方が上手になります。コミュニケーション能力や自己肯定感のアップも期待できます。

《 「ビジョントレーニング」の効果と対象 》
両目をつかって目標物を正確にとらえたり、目からの情報を脳で処理して体を動かすことは、運動機能が向上する効果があります。そのため、スポーツ選手やアスリートのパフォーマンス向上をはじめ、成長期の子ども、中高年の健康維持、発達障害児の学習能力向上などの目的に用いられます。

●ビジョントレーニングでアップする5つの力!
1.集中力
2.書く力
3.読む力
4.運動力
5.イメージ力

ビジョントレーニングは、療育現場にも効果が期待できるのです。
次回の記事では、どのようなビジョントレーニングがあるのか、具体的な方法を紹介します。

#児童発達支援 #療育支援 #運動プログラム #ビジョントレーニング

《記事を書いた人》
太田彩花 
幼稚園教諭
ONEPLAY.GIFTEDの保育所等訪問支援責任者としても活躍中。長年の現場での経験と専門的な知識を生かし、お子様の集団での生活をサポートしたり、訪問先の先生方へのアドバイスも行っています。年の差兄弟を育てる二児の母として子育てにも奮闘中。育児への理解が深く、保護者からも人気があるスタッフです。
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