【子育て相談】療育に行きたがりません。どうすればいい?原因と対策を紹介!
こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。
まだ子どもが小さいうちは「保育園や幼稚園に行きたくない」と泣いて親から離れなかったり、かんしゃくを起こしたりすることも多いでしょう。
ONEPLAY.GIFTEDでは、行き渋ることなく楽しく通所している子ども達ばかりですが、「療育に行きたがらない」という電話相談を頂くこともあります。発達障害をもつ子どもの場合は、「感覚特性」が原因で行き渋りをしている可能性もあるため、子どもをよく観察し、子どもの気持ちに寄り添って対応しなければなりません。
本記事では、子どもの行き渋りの原因と対策をご紹介します。
《 行き渋りの原因と対策 》
子どもが療育の行き渋りをしたら、まずは行きたくない理由の聞き取りをしましょう。
ここでは、代表的な原因を紹介します。
●お母さんと離れることが恐い
お母さんがいない環境に強い不安を感じることを「母子分離不安」と言います。
不安な気持ちを汲み取り、前向きな言葉をかけてあげることが大事です。
★ポイント
保護者が子どものことを心配して離れることができないケースもあります。
その場合、他の児童に支障がでないように教室内で見学することも可能ですが、かえって子どもがお母さんを気にしてプログラムに集中することが難しくなります。そのため、ONEPLAY.GIFTEDでは基本的に最初から母子分離型で療育を進めています。
●慣れない環境が嫌い・不安
ASD(自閉症スペクトラム障害)の子ども達は、環境の変化に対応することが難しい特性をもっています。人事異動などで担任の先生が変更になる時、登園拒否することが多くなります。
環境に慣れるまで不安にさせない、無理をさせないようにしましょう。そのためには、事前に「どこで何をするのか」を伝えて、見通しをつけてあげるとよいでしょう。
●楽しくないから
単純に楽しくないからという理由で行き渋りをすることがあります。
トライ&エラーの繰り返しになりますが、前向きに楽しめるプログラムを用意して、本人のやる気を引き出します。
《 「感覚特性」による行き渋りは環境を整えることが大事 》
発達障害の感覚特性による行き渋りの場合は、明るい内装と清潔を心がけ、環境を整えてあげることが大事です。通所している療育教室の担当に相談してみてください。
●照明
古いビル内や薄暗い教室の場合、入口から入りたがらないという子どももいます。
照明を増やしたり明るくするなど工夫をするとよいでしょう。
●におい
においに敏感な子に対しては、換気をこまめにするなどにおいがこもらないようにすると良いでしょう。
4月の環境の変化をのりきり、子ども達が楽しく通所できるように、私たちスタッフ一同も子どもたちに寄り添ってまいります。
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#子育て相談 #子供 #成長 #発達 #行き渋り #登園拒否 #登校拒否
《記事を書いた人》
坂本 卓生
社会福祉士、介護支援専門員
20年近く児童、高齢、障がい福祉に社会福祉士として携わり、これまでに多くの人たちのサポートを実践。自身も2児の父親として子育てに奔走中。現在ONEPLAY.GIFTEDにて子どもたちや保護者様の相談支援を行いながら、専門職育成にも力を入れ活動中。
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