【子育て相談】子どもがゲームばかりします。どうしたらいい?~後編~
こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。
大人もつい夢中になるゲーム。前回の記事では、子どもがなぜゲームに夢中になるのか、ゲームにのめり込み過ぎるとどういった状態になるかなどをご紹介しました。
本記事では、ゲームをなかなかやめない子どもにどんな声がけをしたら良いのかなど、対応方法をご紹介します。
《 ゲームとうまくつきあおう 》
ゲームばかりしているから、ゲーム自体を取り上げる保護者もいるでしょう。しかし、いくら子どもからゲームをとりあげたとしても根本的な解決策にはなりません。
かえって親に許可なく勝手にゲームで遊ぶようになったり、高学年の子どもであれば友たちと貸し借りをしてトラブルになるケースもあります。
ゲームを完全否定するのではなく、適度な距離感をもってゲームで遊ぶことができるように、環境を整えることがベストです。
《 ゲームをやめさせるための具体的な対応方法 》
ゲームと適度な距離感を保つためには、一体どのような対応方法があるのかをご紹介します。
①事前にルールを決める
基本的なことですが、まずは事前にルールを決めることが大事です。
しかし、結局はやめることができないというケースも多いでしょう。なかなかやめないことで腹がたって、子どもに強く言い過ぎることもありますが、感情的にならず落ち着いた状態でしっかりと伝えましょう。
ルールを守ることが出来なければ「明日はゲームができないよ」など、ペナルティを与える場面もよく見ますが、それよりもルールを守れた時に「よく守れたね」、「えらいね」と褒めることがとても大切です。
★ポイント
発達障害をもつ子どもは、切り替えが苦手なことが多いため、ゲーム機を渡す前に「約束の時間は30分間だよ」「7時までにしようね」など交渉をして承認させることが大事です。
自分で決めたルールを守らないとかえって違和感があるため、約束ごとを守る子どもも多いですよ。
②適切なタイミングで声かけをする
声かけのタイミングが大事です。切り替えができる時間は人それぞれ異なるため、その子にあった切り替えができる時間に余裕を持って声かけをしましょう。
終了の20分前、10分前、5分などにこまめに声をかけることで切り替えの気持ちの準備をさせてあげることも有効です。
★ポイント
発達障害をもつ子どもは、見通しを立ててあげることが大事です。気持ちの整理する時間があれば切り替えができるため、ゲームもやめることができるでしょう。
③時計やタイマーを利用する
子どもの視界に入る位置に、時計やタイマーを置くのもおすすめです。
★ポイント
時計が読めない小さな子どもに対しては、タイマーがいいでしょう。
年齢や性別に関わらず、誰もが陥る可能性がある依存症。あまりにもゲーム依存の状態が深刻であれば、病院や専門機関を受診を。
ONEPLAY.GIFTEDのスタッフブログでは、これからも皆さんの子育て相談をご紹介いたします。
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《記事を書いた人》
坂本 卓生
社会福祉士、介護支援専門員
20年近く児童、高齢、障がい福祉に社会福祉士として携わり、これまでに多くの人たちのサポートを実践。自身も2児の父親として子育てに奔走中。現在ONEPLAY.GIFTEDにて子どもたちや保護者様の相談支援を行いながら、専門職育成にも力を入れ活動中。
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