【小俣よしのぶ先生連載コラム】外遊びや運動スポーツに絶好機の秋 vol.2
こんにちは!ONEPLAY.GIFTED横濱元町教室です。
前回の記事では、『ONE PLAY.のこども発育研究所』(2022年秋号)から、スポーツ科学のプロフェッショナルである小俣よしのぶ先生の連載コラムに掲載した「外遊びや運動スポーツに絶好機の秋」から、外遊びのメリットなどを紹介しました。
本記事では、自然の中で遊ぶ大切さ、スポーツ選手の鍛錬法などをご紹介します。
《 自然の中で遊びましょう! 》
ご存知の通り、特に成長期では睡眠の質が身長などの生育に影響を及ぼしたり、また外遊びやスポーツ活動などから受けた疲労やストレスからの回復を促します。
さらに、自然の中で活動することで脳の発達にも好影響があります。目まぐるしく変わる風景や景色の色、風や草木の臭い、さまざまな音が聞こえ、水や土などに触れる中で活動することで五感が刺激されます。
五感とは、視覚、嗅覚、聴覚、触覚、味覚で、これらは感覚受容器です。
感覚受容器とは、感覚情報を受け取り、神経へ感覚情報を伝達する器官で脳への情報伝達のための電気信号を発生する器官です。脳は感覚器官からの刺激を受けて機能を発達させて行きます。
《 スポーツ選手の鍛錬法「ザリヤート力」 》
外遊びの効能とは、多少意味は異なりますが、旧ソ連で行われていたスポーツ選手の鍛錬法に「ザリヤートカ」というものがあります。早朝保健体操や充電トレーニングとも呼ばれており、部活などで行われている朝練の元ともなった方法です。
ただし、朝練のように専門練習をするのではなく、数十分間の体操や運動を行います。
これによって身体が刺激され覚醒されるというものです。合宿などで朝の散歩や体操をされたことがあるかと思いますが、それがザリヤートカです。
要するに、覚醒と睡眠のスイッチ切り替えや五感への刺激を行い、この後の練習や活動の準備状態を作るということです。幼稚園や小学校で始業前に体操や運動をするのもこれに似た効果があるかと思います。
外気温や湿度も下がり気持ちのいい日に親子で近くの公園や自然の中で運動やスポーツ、外遊びをしてみるのもいいですね。
※この記事は、『ONE PLAY.のこども発育研究所』(2022年秋号)の転載です。
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《 連載コラム担当/小俣よしのぶ先生 》
筑波大学大学院修了(体育学修士)。専門は、スポーツ科学を中心とした育成強化システム(タレント発掘育成)。
30年以上に及ぶスポーツトレーニング、強化育成システムの指導、教育、研究実績を有している運動教育のパイオニア的存在。
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