ジェンダー教育とは?子どもたちに知ってほしいこと ~前半~
こんにちは。ONEPLAY.GIFTED横濱元町教室です。
多様性が求められる現代、今こそ子どもたちに学んでほしい「ジェンダー教育」。本記事では、基本的なジェンダーのこと、ジェンダーバイアスの意味などを紹介します。
《 日本はジェンダー平等ではない? 》
2021年3月、世界経済フォーラム(World Economic Forum: WFF)が「The Global Gender Gap Report 2021」の中で、世界における男女格差を測るジェンダーギャップ指数を発表しました。そのなかで、日本の順位は156か国中120位、先進国の中で最低レベルです。
《 ジェンダーとは 》
ジェンダーとは、社会的文化的脈略において、後天的に作られた部分を含める「性」のことを言います。
つまり、男性とはこういうもの、女性とはこういうものという考え方によってつくられます。特に日本においては、「男性優位」の階層構造で成り立っています。
男性優位というのは、例えば賃金の多さや、それに伴う昇給、昇格の度合いです。国の指針を決める政治家も男性が多いですよね。ピラミッドで示すと、一番上に男性、その下に女性、そしてその下に障害を持つ男性、女性がいるという構想です。
《 ジェンダーバイアスとは 》
ジェンダーバイアスとは、社会的・文化的性差別、あるいは性的偏見のこと、すなわち男女の役割分担に対する固定概念のことを指します。つまり、人々が「女らしさ」や「男らしさ」の固定的な価値観をもつことです。
例えば、「男性は泣いてはいけない」「女性はしとやかにいなければならない」などのことです。職業でも、政治家は男性、保育士は女性といったイメージがありますよね。これもジェンダーバイアスのひとつです。
次回公開の記事『ジェンダー教育とは?子どもたちに知ってほしいこと ~後編~』では、なぜ今ジェンダー教育が必要なのか、子ども達への適切な声かけなどをご紹介予定です。
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《記事を書いた人》
横溝 南都海
児童指導員
大学院で国内外の性教育や性暴力抑止のための性教育について研究。現場で障害を持つ4歳~17歳の子どもたちへの性教育実践を通して数多くの保護者様への相談、セミナーを担当。相談したくてもなかなか相談しづらい「子どもの性」の悩みについて多くの方から好評を頂いている。
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