ワーキングメモリが弱い子供のための学習支援を紹介!
こんにちは!ONEPLAY.GIFTED横濱元町教室です。
今回は、勉強や日常生活にも影響するといわれる「ワーキングメモリ」をご紹介します。
《 ワーキングメモリとは 》
ワーキングメモリとは、「作動記憶」「作業記憶」とも呼ばれ、一時的に頭の中に情報を保持しながら、整理したり処理したりする能力のことを言います。英文字表記(working memory)の頭文字をとり、「WM」と表現することもあります。
計算問題や文章問題、文章読解などを解く時に、このワーキングメモリの数値が高いか、あるいは低いかにより、学力の形成に大きく影響を与えているといわれています。
《 ワーキングメモリを配慮した支援 》
ワーキングメモリの数値が低い子どもへの学習支援をご紹介します。
①活動はひとつずつ行う
ワーキングメモリは「複数の情報を頭に保持し、同時に使っていく」という能力なので、ワーキングメモリの数値が低い子どもにとっては、複雑な活動はかなり難しいでしょう。
例えば、「音読はできるけれど、前の文章を忘れてしまい、問題を解くころには忘れてしまう」といったことが出てきます。
そのため、一度に色々なことを指示せずに「今は〇〇だけをやりましょう」「今は〇〇に線を引いてね」など、活動を細分化して指示するのがよいでしょう。
②ノートやタブレットを用いる
ノートやタブレットに、計算問題や黒板の内容など覚えておきたいものを書き留めておくと、頭で覚えていなくても情報をためておくことができるため、ワーキングメモリが弱い子どもにとっては非常に重要な動作になります。また、考えることに集中ができるので、ワーキングメモリの負担が減っていきます。
③間違えても怒らない・叱らない
ワーキングメモリの数値が低い子どもは、複数のことを同時に考えたり、一度覚えたことの内容を修正したりすることに時間がかかります。しかし、決して覚えられないわけではないので、「間違えてもいいんだよ」と励ましてあげることが大切です。
学習支援を実施し、子どもが安心して取り組めるようになると、失敗しても「もう一度やってみよう!」と意欲がわきます。活動をひとつずつていねいに見守り、間違えた時にも怒ったり叱ったりしないことが重要です。
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《記事を書いた人》
横溝 南都海
児童指導員
大学院で国内外の性教育や性暴力抑止のための性教育について研究。現場で障害を持つ4歳~17歳の子どもたちへの性教育実践を通して数多くの保護者様への相談、セミナーを担当。相談したくてもなかなか相談しづらい「子どもの性」の悩みについて多くの方から好評を頂いている。
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