「偏食」とは何?好き嫌いとの違いを紹介 ~後編~
毎日食事をつくるママやパパにとって、子供の好き嫌いは悩みのタネ。前回の記事『「偏食」とは何?好き嫌いとの違いを紹介 ~前編~』では、偏食と好き嫌いの違い、偏食の原因、「味覚」の重要性をご紹介しました。
本記事では、味覚の研究結果や偏食がある子供に対してどのように対応すべきかをご紹介します。
味覚を研究した結果
小学生1年生から中学3年生までを対象に味覚を認識できるかどうか調査を行った結果、いずれかの味覚を認識できなかった子供は全体の31%を占めたとのデータがあります。味覚を認識できなかった子供はジュースを毎日飲んでいたり、野菜の摂取が少なかったりしたほか、ファストフードなど加工食品を好む傾向が見られたということです。
偏食がある子供の対応について
偏食がある子供には、下記のように対応してみましょう。
①生活習慣を見直して食事をする時間を固定する
だらだらと食べることをせず、食事の時間を固定することでリズムを安定させましょう。
②「食」に対して興味をもたせる
一緒に野菜を栽培したり料理を作ることで、「自分が作ったもの」として『食』に対して興味をもたせると良いでしょう。
③添加物が多い加工食品を減らす
ファーストフードなど添加物が多い加工食品を食べる機会を減らしましょう。また、同時に食材本来を味わえるように薄味にしてみると良いでしょう。
食欲がある子供の調査結果
食欲があり、楽しそうにイキイキと食べる子供を調査したところ、意欲や好奇心があり自発性に富むというデータもあるそうです。
子供にしっかりと食事をさせたい一心で頑張りすぎず、料理をするママやパパも、食事をする子供と一緒に楽しい食卓を囲めることが大切なのではないでしょうか。
『「偏食」とは何?好き嫌いとの違いを紹介 ~前編~』の記事はコチラ。
※引用:偏食をなくそう:公益社団法人 千葉県栄養士会
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《記事を書いた人》
宮城 美和子
理学療法士/3学会合同呼吸療法認定士
地域支援及びER型救命救急センターを設置した総合的診療ができる地域中核病院にて小児から高齢者を対象にしたICU等での急性期から、全般的な疾患に対するリハビリテーションに従事。また自らも2児を育てる母としてローフードマイスター1級を取得。「食」の観点からも子どもの成長と発達を考え食材などもこだわり、「食育」にも取り組んでいる。
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