「偏食」とは何?好き嫌いとの違いを紹介 ~前編~

子育て中のママの悩みでは、「子供がある一定の食べ物しか好んで食べません」「好き嫌いなくバランスよく食べてほしいのですが、味覚や嗅覚に過敏があると偏食が見られると聞きました」「どうしたら食べられるようになりますか?」など、食に関する悩みは多いもの。
本記事では、「偏食」と「好き嫌い」の違いをご紹介します。

「偏食」とは

子育て中のママの悩みの中で多く見られる子供の好き嫌いや偏食。栄養面を考えて工夫して作った食事を、子供に「いやだ!食べない!」と拒否されると気持ちも滅入ってしまいますよね。
『好き嫌い』と『偏食』の違いは、『好き嫌い』は食べられる時もありますが、『偏食』は一般的にある特定の食品に対する好き嫌いがはっきりしていて、その程度がひどい場合を言います。

偏食の原因は?
偏食の原因は、本能的に受け付けない、味覚過敏、食感、食べた後に嫌な経験をしたなど様々なことが挙げられます。

「味覚」の重要性
食事における『味覚』はとても重要な役割になっており、甘味・塩味・酸味・苦味・うま味が、離乳食がはじまる生後6ヵ月くらいから発達してきて、12歳頃にピークを迎えます。その期間の食事が将来的な味覚、食生活にも大きな影響を与えることは間違いないと言われています。
子供が好むからといって偏食を容認してしまうと、成長・発育に必要なビタミンやミネラルなどの栄養素が不足しやすくなり、さらに意欲や好奇心など心の発達や性格形成などの阻害要因になるといわれています。

次回公開の記事『「偏食」とは何?好き嫌いとの違いを紹介 ~後編~』では、味覚の研究結果や偏食をもつ子供の対応をご紹介予定です。

※引用:偏食をなくそう:公益社団法人 千葉県栄養士会

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《記事を書いた人》
宮城 美和子
理学療法士/3学会合同呼吸療法認定士
地域支援及びER型救命救急センターを設置した総合的診療ができる地域中核病院にて小児から高齢者を対象にしたICU等での急性期から、全般的な疾患に対するリハビリテーションに従事。また自らも2児を育てる母としてローフードマイスター1級を取得。「食」の観点からも子どもの成長と発達を考え食材などもこだわり、「食育」にも取り組んでいる。
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