双極性障害と発達障害の関係とは?共通点・違い・併存しやすい理由を紹介!

こんにちは、ONEPLAY.GIFTEDです。

前回の記事では、子どもにも起こり得る「双極性障害」について、具体例を交えて紹介しました。その特徴を読んで、「うちの子は発達障害だけど、なんだか似ている気がする…」と思った方もいるのではないでしょうか。
実は、双極性障害と発達障害(特にADHD)には共通点が多く、併存することも少なくありません。そのため、診断が難しく、適切な対応が求められます。

本記事では、双極性障害と発達障害の共通点・違い・併存しやすい理由について解説します。

《 双極性障害と発達障害の共通点と違い 》
お子さんの行動に「気分の波」や「衝動性」が見られると、双極性障害なのか、それとも発達障害によるものなのか、判断が難しいことがあります。特にADHDの特性と双極性障害の躁状態は似ており、誤診されることも少なくありません。子どもの行動を理解するために、双極性障害と発達障害の似ている点と異なる点を見てみましょう。

●共通する特徴
・衝動的な行動
双極性障害の躁状態とADHDの衝動性は似ており、突然の行動が目立つことがある。
・おしゃべりが止まらない
どちらも興奮すると話し続けることが多い。
・気分の変動
双極性障害では極端な気分の波があるが、ADHDも状況によって気分が大きく揺らぐことがある。

●異なるポイント
・双極性障害は気分の変動が周期的であり、躁と抑うつの波が長期間続く。
・ADHDの衝動性は瞬間的であり、注意の散漫さが目立つ。

※双極性障害の基礎知識を紹介した記事はコチラ
※注意欠如・多動性障害(ADHD)の記事はコチラ

《 双極性障害と発達障害が併存する場合 》
双極性障害と発達障害(特にADHD)は、併存するケースが少なくありません。
併存しやすい理由は、以下のとおりです。

●遺伝的要因
双極性障害と発達障害はどちらも遺伝的要因が強く、共通する遺伝的背景がある可能性が指摘されています。

●神経発達の影響
発達障害のある人は、感情の調整が難しいことが多く、ストレスが蓄積しやすいため、双極性障害を発症しやすいと考えられています。

●診断の難しさ
発達障害の特性(衝動性や気分の変動)が双極性障害の症状と重なるため、診断が難しく、適切な治療が遅れることがあります。

子どもが双極性障害と発達障害の特性を持つ場合、気分の波がより複雑になり、コントロールが難しくなります。
診断や治療には細やかな配慮が求められ、日々の変化を観察しながら、必要に応じて専門家と相談し、子どもが安心して過ごせる環境を整えていくことが大切です。

次回は、子どもの双極性障害の診断ポイントや治療法について紹介します。

《 教室見学や発達のご相談はお気軽に 》
ONEPLAY.GIFTEDは、横濱元町、東神奈川、久里浜、宜野湾、磯子、足立新田教室の6校。
子どもの発育に関して相談がある、療育に通わせたいなど、ご興味がある方は、下記の連絡先までお気軽にお問い合わせください。

●ONEPLAY.GIFTED 横濱元町教室
tel:045-226-5801

●ONEPLAY.GIFTED 東神奈川教室
tel:045-317-4001

●ONEPLAY.GIFTED 久里浜教室
tel:046-845-4238

●ONEPLAY.GIFTED 宜野湾教室
tel:098-942-2501

●ONEPLAY.GIFTED 磯子教室
tel:045-751-8201

●ONEPLAY.GIFTED 足立新田教室
tel:03-6903-0584

子どもたち一人一人の様子を見ながら、様々な療育玩具を使用して楽しく!そして、効果を実感できる療育を目指しています。

「こころの情報サイト」(国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター、精神保健研究所)を加工して作成
————————————————-
ONEPLAY.GIFTED 横濱元町
〒231-0861
神奈川県横浜市中区元町3-130-1 MID横濱元町2F-C

※無料体験はこちら⇓
https://oneplay-gifted.jp/kids/

※採用情報はこちら⇓
https://oneplay-gifted.jp/recruit/

2021 ONE PLAY. All Rights Reseaved.